こんばんは。
私がオーバードーズ(OD)を知ったのは幼い頃。
薬をたくさん飲もうとしている母親を必死にとめていた私。
幼いながら、薬をたくさん飲むとよくないということは何となくわかっていた。
それなのに。
中学生の時、母親と同じことをしてしまった…。
胃の洗浄はつらすぎた
中学生の時、楽になりたいと思ってたくさん薬を飲んでいた時期がある。
そんなある日。
楽になるどころか、とてつもなく苦しい経験をした。
夜中に胃の洗浄をすることになったのだ。
管が体内に入っていくのがわかるし、表現が難しいけど、とにかく苦しい。
今まで経験したことのない苦しさだった。
それだけじゃない。
1番苦しかったのは心。
夜中に私の胃を洗浄をしてくれている先生や看護師の方に申し訳なくて心が苦しくなった。
胃の洗浄中、温かい言葉をたくさんかけてくださった。
ずっと涙がとまらなかった。
優しい世界があると感じた
中学生の頃、大人は冷たい人しかいないと感じていた。
でもそれは違った。
冷たいのは私の周りの大人たちだけだった。
優しい世界に行きたい。
私も誰かを助けたり、寄り添ったり、温かい言葉をかけれるような、そんな大人になりたい!と思った。
その後の話
その日からODはやらなくなった。
それだけではなく…
薬を飲み込むことが大の苦手になった。
(今でもなかなか飲み込めません。あはは…)
中学生の頃は関わる大人の数も少なかったり、自分がいる世界が全てだと感じる時もあると思う。
でも、世界はとっても広い。
まだ知らない世界がたくさんあるよ。
もし昔の自分に伝えられるなら、そう伝えたい。