オーバードーズ(OD)胃の洗浄をして思ったこと

こんばんは。

私は中学生の頃、生きることが嫌になってODをしていた時期がある。
(ド直球告白です、はい。)

悩みの解決策も見つからないし、助けてくれる大人は周りにいない。

人生はつらくて悲しくて、意味のないものだと思ってた。

そんなある日。

胃の洗浄を経験することになったんだけど。

これが超!超!つらくて苦しかった。

その出来事から思ったことを書いてみるね。

初めて知ったOD

私がオーバードーズ(OD)を知ったのは幼い頃。

母親がODをやってた。

幼すぎてちゃんと理解してなかったけど、良くないという事はわかってたみたい。

薬をたくさん飲もうとしている母親を必死にとめていた記憶がある。

恐ろしいなって思っていたはずなんだけどね。

中学生の時、母親と同じことをしました。

やけくそだった中学生

中学の時にはもう、私の人生なんてどうでもいいって思ってた。

母親が恋人と住むことになってから、ずっと1人で過ごす毎日。

将来なんて考えることもできなかったなぁ。

だから、生きてても仕方がないと思ってた。

誰からも必要とされないって感じるのはつらいもんね。

いろんなところに助けを求めたりもしたんだけど。

どこかすべて他人事に聞こえてしまってね。
(他人なんだけど…)

誰も信用しようと思えなかった。

ODして病院へ

そんなある日。

とてつもなく苦しい経験をした。

母親が家に服を取りに来てたんだけど。

その時にわたしが情緒不安定になってODしちゃったの。
(今思えば、私のこと助けてほしかったのかな)

そして夜中に胃の洗浄をすることになった。

管が体内に入っていくのがわかるし、表現が難しいけど、とにかく苦しい

今まで経験したことのない苦しさだった。

泣きながら耐えてた覚えがあるよ。
(もう二度としないでおこうと心に誓いました。)

病院で1番苦しかったこと

胃の洗浄も、もちろん苦しかったんだけど。
(二度とあんな経験したくない…)

1番苦しかったのは心だった。

まず、夜中に私の胃を洗浄をしてくれている先生や看護師の方に申し訳なくて。

心がぎゅーって苦しくなった。

同時に「何やってるんだろ私。」って正気に戻ったりして。

それから。

先生や看護師の方に、「なんでこんなことしたの!?」って母親みたいに怒ってくるかもしれないと怯えていたんだけど。

胃の洗浄中にね、とっても温かい言葉をたくさんかけてくださったのね。

「大丈夫だよ。つらかったね。頑張ってきたんだね。」

この言葉はほんの一部なんだけど。

ずっと涙がとまらなかった。

どう表現していいかわからないけど、胸が苦しくなった。

優しい世界があると感じた

この経験をするまで大人は冷たい人しかいないと感じていたんだけど。

でもそれは違うってわかった。

冷たいのは私の周りの大人たちだけだった。

優しい世界に行きたい。

私も誰かを助けたり、寄り添ったり、温かい言葉をかけれるような、そんな大人になりたい!と思った。

今、思うこと

その日からODはやらなくなった。

それだけではなく…なんと!!!

薬を飲み込むことが大の苦手になりました☆てへっ
(今でもカプセル飲み込めません。あはは…!)

そんな私が今、思うこと。

子供の頃は関わる大人の数も少なかったり、自分がいる世界が全てだと感じる時があると思う。

自分の周りの環境が良くなくても、そこから抜け出す手段が見つからないかもしれない。

そんな状況で将来は明るいとは思えないし、未来に希望があるなんて思えないよね。

でも明日、何が起こるかわからない。

自分の気持ちがどう変化するかもわからない。

世界はとっても広いよ。
まだ知らない世界がたくさんあるよ

わたしは今、生きててよかったって思えているよ。

もし昔の自分に伝えられるなら、そう伝えてあげたい。

これからも、思いやりとか優しさがどんどん広まって、より良い世界になりますように。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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